京都追想録・いち

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堂本印象の「ぶどうとレモン」。一目惚れした作品のひとつです。色遣いがめちゃくちゃ可愛いです。
龍安寺へ行った際にどこか美術館へも行きたいという話になり、近場で無料公開をしている美術館を探してみたら、すぐ近くで「堂本印象美術館」なるものが無料公開をしていると知って足を運びました。
龍安寺から堂本印象美術館へは、衣笠山の麓を抜ける形で「きぬかけの路」を進めばすぐなのですが、そのきぬかけの路がまた緑豊かで静かな素敵な路でした。
それまで堂本印象について全く無知だったのでそれほど期待をしていなかったのですが、予想以上に良かったです。彼の作品はとても緻密なものから抽象的な心象風景のようなものまで様々なものがありました。晩年の作品になるに連れて色遣いが可愛く派手になっていくのがとても印象に残っています。作品を見て、とても可愛い人だったのだろうなと勝手に思いました。笑