「元気で明るい人募集!」

仕事を探すと、9割の求人に「元気で明るい人」が条件の一つにあげられている
。私はその文字列を見るとげんなりして、求人情報を見ているのがひどく馬鹿馬鹿しくなる。
私はお世辞にも元気で明るい人間だとは言えないし、自分を良く見せる嘘というものに虫唾が走る質だから、なおさら遠ざけたくなる。
それに、性格というものは気質と環境からなるものなので、ある意味、運みたいなところがあると思うんだ。生まれ持った気質ももちろん運だし、どのような家庭に生まれ、どのような環境の中で育ってどのような経験をするか、なんてものも自分で選べるわけではない。ほぼ運だ。
だから、大まかな2択のうちの人間性で絞ろうとするのは解せない。
ていうか、そもそも「(健康状態にありながらも)あまり元気がなくて暗い」の何がいけないんだ。世の中が元気で明るい人ばかりだったらとても気持ち悪いし(世の中が暗い人間ばかりだったらもっと気持ち悪いけど)、根が明るい人間には見えない部分がおざなりにされてしまう。
だから暗い人間もいていいんだと思っている。ていうか、明るい人間がいてくれるから暗くいられるというのはある。
書いているうちに着地点を見失いましたが、まあ単なるどうでもいい愚痴です。書いているうちにどうでもよくなりました。